システマ愛媛の練習理念
・自由
・自主
・自立
■自由を得る練習、自由な練習
自由になることがシステマのトレーニングの目的のひとつだと考えています。
「この様なことがしたい」「こうしたくない」ということはあっても、自身や練習仲間の健康を害さないものである限りは「こうあってはならない」という表現はできるだけ使わないことを意識しています。もしシステマが発展し続けているのであれば、インストラクターを含む全ての練習者の思い付かない領域が必ずあるはずです。創造的な動きは自由さを探すことで見つけられると思っています。
そういった意味で、練習会は教える教えられるという一方方向のものではなく、相互にとって刺激的で発見が満ち溢れたものであるはずです。これはどの練習段階にいる人あっても、ものの例えではなく、相互に発展できる可能性を示しています。
■自主的な練習
自由を得るための練習が他人に強制されることはありません。練習が自ら主体的でなく強制されるものであったなら、それは生活の中に新たな不自由が追加されただけです。
自由であるためのはずの練習で不自由になってしまうのはシステマの練習であるとは言えないと考えます。
■自立的な練習
どの練習段階にあっても練習は自身で気付きを得て自分で発展できる自立した練習でなければなりません。どんなに優秀なインストラクターや、たとえマスターであっても教えることはできますが、個人に能力を身に着けさせることはできません。あらゆる動きや能力は人から他人から与えてもらうものではありません。
システマ愛媛代表